4/12 ハセツネ30kに参加してきました。
言わずと知れたトレイルランの日本最大レースと言っても過言ではない、秋の「ハセツネCUP」の入門編として位置づけられている人気の大会です。
またこの大会は、「ハセツネCUP」の予選会でもあり、男性上位1000位以内、女性上位100位以内に入ると「ハセツネCUP」本戦の優先エントリー権がもらえます。
もし入れなかったとしても、エントリーは可能です。(ただし、先着。毎年クリック競争必至!)
なので、みんな順位に敏感で、途中に順位を数えてくれる方もいるくらいです。
今年はコースが大幅に変更。去年は渋滞がかなり発生し問題になったようで。今年はトレイルに入る前に林道をぐるりと8kmほど走るコースになりました。
コース図
スタート前
スタート~北沢峠
スタートから2kmロードで林道に入ります。
緩やかな坂なので結構走れるのですが、ここはあまりペースを上げず我慢。
みんなトレイル入り口手前の急登で歩くだろうと目論見、あくまで55分~60分のサブ4ペースで進行。
案の定トレイル入り口手前の急登で歩いている選手達を横目にイーブンペースで走って追い抜きます。
「よしよしいい感じ♪」と思いきや、、、なんとまさかのトレイル入り口での渋滞が!!!しかも200mはあるだろう行列が!!!
確かにトレイル入り口が狭いので若干並ぶだろうとは思っていたけど、ここまでとは。。
序盤からサブ4に黄色信号が灯ります。
と焦っても何も変わらないので、補給をひと通り済ませます。10分ほどでトレイル入り口へ。
結局北沢峠まで予定から15分くらいオーバーしてしまいました。
ここから巻き返すしかない!
北沢峠~篠窪峠
ここはオールトレイル。ガンガン追いぬくぞ!思いきや、登りで渋滞が。。
やっぱこのあたりにいる選手達は結構のんびり目の人が多く、なだらかな坂でも歩く人多数で、シングルトレイルなので抜くにも抜けずと、焦りが募ります。
市道分岐まではあまり抜けませんので、そこまでは我慢。市道分岐を過ぎた吊尾根あたりでと徐々に集団もバラけてくるし、若干トレイルも広くなるので、登り下りでガンガン抜いていきます。
特に15kmポスト手前は結構選手達はバテバテで(おそらくロードも自分のペース以上に走ったのでしょう)、登りが得意であればここで一気に抜けます。
また、15kmポストからは広めのトレイルで急な下りが続くので、下りが得意であればここでも抜けます。(ただし、追い越すときは声は掛けましょう。かなりスピードが出ます。)
篠窪峠~森久保分岐
第1関門の篠窪峠到着。まだサブ4まで10分ほど借金が残ります。
森久保分岐まで5kmほどロードで下ります。ここで脚を使いたくないのでキロ5分くらいの予定でしたが、そうは言ってられなかったので、キロ4分45秒くらいで飛ばしました。ここでも結構抜けます。やっぱり試走は大事ですね。
森久保分岐~入山峠
今度はロード急登が2kmほど続きます。
ここは8割方の選手が歩きますので、ここは我慢して走ります。おそらくここで100人近く抜いたと思います。
17分の予定を12分で登り切り、再びトレイルの入り口へ。
ここも急登なのですが、狭いため抜くことはほとんど困難です。地道に登っていきます。
登った後はほぼ下り基調のコースになります。
入山峠に到着したころには、借金は5分程度までになってました。あとすこし。
入山峠~ゴール
今熊山頂上手前にに若干登り石階段がある以外はほぼフラットで走れるトレイルです。
ここで若干足が攣ってきましたが、とはいえサブ4までギリギリなので、塩熱サプリを食べながらここは踏ん張ります。
今熊山頂上で順位カウントをしてくれてる方が。「317位」意外と後ろだな、、、と更に焦りが募ります。
今熊山からは完全に下り基調。ここで下りが得意であれば勝負をかけれます。
僕も1人にも抜かれずに10人くらいガンガン抜いていきます。(ここも狭めで急なので、声かけて崖の方から抜きましょう。)
変電所まで出たら、一旦ロード。この時点で、借金はチャラに!
ここからが辛抱。ロードを500mほどいくとまたトレイルに入ります。
広徳寺までは若干登りもありますが基本は下り。少しだけ歩いてしまいましたが、脱力しながら下り、ここでも数人を追い抜きます。
ここからゴールまでは住宅地を走ります。沿道の声援が力になります。
フィニッシュゲートとスポーツタイマーが見えた!「3:57:XX」!!
精一杯ゴールに向かい無事サブ4達成!
総括
順位的には300位くらいでした。
今年のコースは昨年より厳しいと言われつつも、サブ4が300人以上出るという何ともハイレベルな大会でした。
というかサブ4自体があまりすごく無くないのかもしれない・・・
とはいえ、無事ハセツネ本戦の切符とサブ4という目標は達成できホッと一安心。
今回は序盤のロードでもう少し突っ込めばよかったと反省。とはいえ突っ込んだら後半失速してたかもしれないと思うとどちらとも言えないかも。
あとは、トレイルでいかに自分のペースで走れるか、というのも重要ですね。
渋滞になったときも、(無理にはいけませんが)スキがあれば声をかけながら追い抜き、自分のペースで走れる状況にいかに持っていけるか。
逆に抜かれたときも「コンチクショー」という気持ちは胸に秘め、ぐっと堪える忍耐力も必要だと痛感。
ハセツネCUPまではまだ時間があるので、体力やスピードだけじゃなく、こういったところも意識してトレーニングしていきたいですね。
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