【レースレビュー】第3回TOKYO八峰マウンテントレイル

TOKYO八峰マウンテントレイルに参加してきました。

この大会は第1回から毎年参加していて、自分の中での年末恒例行事になってきました。今回で3回目

コース

約34Km(地図上の直線距離)

夕やけ小やけふれあいの里→盆堀林道→入山トンネル→鳥切場→市道山分岐→醍醐丸→和田峠→陣馬山→小仏城山→大垂水峠→草戸山→四辻→落合公園(フィニッシュ)

 

コースについては、こちらのエントリーが詳しいです。

TOKYO八峰マウンテントレイル 試走

コースは以下の大きく3つに分けられます。

 

1)スタート〜和田峠

2)和田峠〜大垂水峠

3)大垂水峠〜FINISH

 

コースプロデューサーの鏑木毅氏

 

1)中辛 2)甘口 3)大辛

 

と仰ってますが、本当にそのとおりで、

2の区間は気持ちよく走れる区間なのですが、3に脚を残して置かないと痛い目に遭います!!

前述の高低図をみていただくと、「なーんだ、後半下り基調か」と思うかもしれませんが、よく見るとエグいほどギザギザです。

いやらしいアップダウンが最後の最後まであり、これがランナーの脚を痛めつけていくのです。

初めて参加される方は、試走することを強くオススメします!!!

目標

過去2大会の成績は

第1回 4:10(35位)※コースロストで3分ロス
第2回 4:45(95位)※暑くてダウン

なので、

今年の目標は【サブ4】、最低でも【PB更新】としました。

レース前

高尾駅からスタート地点までシャトルバスが出ています。

7時ころまで出ているようですが、途中、狭い道路でのバスのすれ違いなどもあり30分ほどありました。

時間に余裕を持って行かれることをオススメします。

START地点

今年は過去最も寒かったと思います。道路には霜も張っていて、震えるほどでした。

1)【中辛】START〜登山口〜市道分岐〜醍醐丸〜和田峠登山口まではロードの登り。

前に50人くらいはいましたが、後半勝負なので、無理しないペースで淡々と登ります。

ほぼ目標とイーブンで登山口へ。

 

後ろの方の方は渋滞発生するようですが、このあたりだと渋滞はありません。

もうトレイルに入ったらかなりバラけて、ほとんど自分のペースで走ることができました。

とはいえ、後半に余力を残すため、あまり飛ばし過ぎずに自分のペースで進みます。

ただ、市道分岐前で、早くも脚がピクピク言い出してきて焦る。

ほぼイーブンで市道分岐をクリア。

 

醍醐丸の麓までは気持ちよく走れる箇所もあり、何人かをパスしてパスされてを繰り返し、気持ちいいペースで進む。

何度も思うが、醍醐丸の登りはやっぱり嫌だ。

その醍醐丸で計画より30秒ほどビハインド。

和田峠までは下り基調。飛ばしたいが、後半に向けて自重。

第1エイド和田峠を50秒ビハインドで到着。

 

エイドでは水、バナナを用意していただいていましたが、水は結構背負ってきていたので(1.5リットル)、そのまま通過。

各地点のタイム

  • 登山口 22:59 / 23:00(-0:01)
  • 市道分岐 57:54 / 58:00(-0:06)
  • 醍醐丸 1:23:27 / 1:23:00(+0:27)
  • 和田峠 1:32:50 / 1:32:00(+0:50)

2)【甘口】和田峠〜陣馬山登山口〜明王峠〜小仏峠〜小仏城山〜大垂水峠

和田峠から陣馬登山口までは緩やかな坂を登ります。

陣馬山登山口は道が狭かったため、ハイカーさんを先に通すため一時停止。

その後は明王峠まで広めのトレイルが続きます。いわゆる「走れる」トレイルです。

とはいえ、ハイカーさんが多い区間でもあるので、すれ違いや抜かせてもらうときは、

きちんと挨拶をし、歩くことを心がけます。

 

小仏峠まではいくつかがっつりアップダウンがありますが、ここも飛ばしすぎず脚の様子を伺いつつ進みます。

第2エイドの小仏城山を2分33秒ビハインドで到着。

自重しすぎたという感覚もないので、自分の実力がこの程度なのだろう。

とはいえまだ巻き返すチャンスはありそうだ。

このエイドも補給なしで通過。

 

エイドから緩やかな下りと階段の登りを経て、大垂水峠までは激下り区間。

ただし途中、若干登りもありますのでご注意を。

とはいえ、急でテクニカルな下りで、脚のダメージを気にしつつも、ガンガン下っていきます。

大垂水峠まで到着し、いよいよ【大辛】区間へ。。。

各地点のタイム

  • 陣馬山登山口 1:39:01 / 1:38:00 (+1:01)
  • 明王峠 1:49:09 / 1:48:00 (+1:09)
  • 小仏峠 2:17:30 / 2:16:00 (+1:30)
  • 小仏城山 2:25:33 / 2:23:00 (+2:33)
  • 大垂水峠 2:40:32 / 2:37:00 (+3:32)

3)【大辛】大垂水峠〜大洞山〜三沢峠〜四辻〜FINISH

ここは坂はなるべく走る、急坂はパワーウォークを駆使して押し切る。

これでどんどん倒していくしかありません。

とはいえまだ10km以上あるので、油断は禁物。脚もピクピク言ってきている状態。。

とりあえず、脚が攣って終了というのが一番嫌なので、ここは試走もしてたので、精神的にもそんなにきつくなく、最後は一緒にいたランナーと話しながら、

 

4:05:3333位でFINISH。

 

4時間は切れませんでしたが、PBはなんとか出せ、気持ちよく完走することができました。

 

出し切ったからか、言われもない達成感。確か2年前もそうだった気がします。

このコースはほんとに倒しがいがある、素晴らしいコースということを改めて感じました。

しかも東京在住にはほんとに貴重なレース。朝は早いけど、昼ころには終わり、高尾山温泉の割引券ももらえるので、温泉につかってからゆったりと帰宅できます。

 

来年は出れるかわかりませんが、出たあかつきにはサブ4達成したいと思います。

 

※公式動画