世界一、自己ベスト更新率の高いフルマラソン大会「beyond」に参加してきた。
beyondとは
「世界一、自己ベスト更新率の高いフルマラソン大会」をコンセプトに、ランニングジムの「Running Science Lab」が開催しているマラソン大会だ。
このレースの特徴は大きく3つ。
コース
自動車の研究や品質テストでも採用される起伏の少ない「日本自動車研究所JARIテストセンター」を使用。約8周の周回コースというのも特徴の一つ。
ペーサー
2時間30分〜4時間まで5分〜15分刻みで細かくペーサーを配置してくれる。周回なのでペーサーも抜けたり入ったりできるのでリスクも小さい。
ウェーブスタート
速いグループからのウェーブスタート。スタート時からペースを刻める。
また、安田美沙子さんもゲストとして応援してくれてた。心強い。
目標
とにかくサブスリーを目標。
年始にふくらはぎ肉離れを発症し、走力も一気に落ちたけど、なんとか五分五分に持ってけるくらいには練習してきたので、うまくハマれば行けるだろうと。
レース展開
最初は距離補正のために1kmほど逆走。start地点に戻ってきてから8周走る。
3時間のグループは50人くらいの大集団。最初の1kmは4:08くらいとペーサーがちょっと速かったので、後ろの方で付かず離れずでしばらく様子を見ることにした。
ハーフは、1時間28分となかなかのペース。集団の5m後ろくらいでペースも保てていた。
ただ25kmくらいで脚が重くなり、徐々に差が離れていく。。
いつものパターンだ。
そこから4分30秒/km、4分45秒/kmとどんどん失速。。
あきらかにサブスリーは無理なので、目標を3時間一桁に下方修正。
徐々に風も強くなり向かい風が厳しくなってきた。単独走にはきつい展開。キロ5分くらいにまで落ちてきた。
最終周では雨も降るし、風も強いわで、泣きそうになりながら耐えしのぎ、なんとかゴール。
結果は。。
3時間8分。
2年ぶりのサブスリー復帰を狙ったが、結果は惨敗。
残念だけど、心のどこかでは正直難しいとは思ってたし、3時間一桁で走り切れたことに対して、むしろ安心した自分もいた。
6月の時点では、サブ3.5もきついんじゃない?とか思ってた時期もあったけど、ここまで走力が戻せたのも、一緒に練習してきたコーチやクラブメンバーのおかげだ。感謝したい。
この大会は唯一無二の存在
陸連非公認ではあるけど、走ることに集中したい、自分の純粋な走力測りたい、という目的で言えば、とても良い大会だと思う。
今までそういった類のレースが無かったし、あるべきだと思う。
周回コースなので2周目以降はコースを把握できているという安心感は精神的にもいいし、戦略も立てやすい。(まぁ気持ち的にリタイアもしやすいのだけど。)
あと、ストレートが長いため、向かい風のときは集団から離脱するとかなりしんどい。逆にきちんとペーサーについていけさえすれば目標達成しやすいと思う。
唯一無二の存在として、今後も継続していってほしい大会です。